金  子  兜  太 

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     2009年7月12日「蓮サミット 」埼玉県行田市みらい文化ホール 

 
 






































 
金子先生行事 

 

 (画像はクリックすると大きくなります、写真プリントを考慮し大きくしました)

古代蓮


古代蓮
 
 埼玉県行田市には大賀蓮と同じように出土した古代の蓮の種子から花が咲き現在は10万
 株に増えました。その出土した地に「古代蓮の里」があります。
 行田市は市政施工60周年を祝い「蓮サミット」を開催しました。
 「古代蓮の里」のホームページはリンクしています。機会がありましたら訪ねて下さい。


・基調講演 金子兜太「蓮の花の俳句」

 
 日下江の入江の波知須波婆知須 身の盛り人羨しろきろかも       古事記

  くさかえの いりえのはちす はなはちす みのさかりびと ともしろろかも

 はすす葉のにごりにしまぬ心もてなにかは露を玉とあざむく          僧正遍昭

 開き満ちて白蓮(びゃくれん)しばしさむげなり           大伴六江丸

 蓮のかを目にかよはすや面(めん)の鼻        芭蕉

 蓮の花虱(しらみ)を捨るばかり也            一茶

 ちり芥(あくた)投るべからず蓮の花           一茶

 誰家(たがいえ)や蓮に吹かれて夕茶漬        一茶

 世の中よ針だらけでも蓮の花              一茶

 陽炎やむつまじげなるつかと塚             一茶


 (講演要約)

  私は現在八十九歳だが医者からも太鼓判を押されたが七十歳位の若さだ。昔と違い男は8掛け
 女は7掛けくらいが実年齢だろう。
  私の父は、秩父の風習で裸で寝ていて小用に起き、寒さにやられて八十八歳で亡くなった。
 父の哲をを踏まぬため溲瓶を愛用している。皆さんにもおすすめする。

  さて蓮は漢名が多い。我が国では「はちす」と「蓮」で古事記に一首「日下江の入江の・・・」がある。
 蓮の歌の変遷を述べ蓮を尊敬して作ってきた歌から俳句になると大伴六江丸の句のように滑稽味
 が加わった。

  芭蕉には晩年の一句があるのみである。
 一茶には「蓮の花虱(しらみ)を捨るばかり也」という句があるが一茶は「わたしは景色の罪人である」
 どんなに美しい景色を見ても感銘しない。一茶の俳諧について例句をあげて話が続きました・・・・・。

 最後に蓮の花束贈呈があり終わりました。蓮の花束は蕾ばかりでしたよ。





 

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