金 子 兜 太 

                                              

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短詩型文学論
昭和38年7月刊(紀伊国屋書店) 200ページ
定価250円
岡井隆との共著
短歌論
-岡井隆  韻律論をめぐる諸問題
俳句論
-金子兜太 
1 はじめに 
2 個性し詩性 蕪村の評価を追って
3 写生 視ることの意味     
4 描写 その意味の変遷
5 描写 その意味の進展   
6 表現 その状況
7 表現 思想性と抒情   
8 表現 抽象と具象
9 表現 韻律


今日の俳句
昭和40年9月刊 光文社カッパブックス 
定価290円
1 新しい美の開花 
2 ドラム罐も俳句になる 
3 描写からイメージへ
4 五・七・五と「や」「かな」
5 俳句は詩である

平成3年2月 知恵の森文庫で復刊 
定価552円


 表紙ではありません
定型の詩法 
海程社  昭和45年10月刊

○楸邨論断片-句集「野哭」「起伏」を中心にして
○俳句と社会生
○俳句の造形について
○造形俳句六章
○構築的音群
○虚子の「客観」
○土がたわれは
○光晴覚え
○「情
こころ」と俳諧
俳句・短詩形の今日と創造
北洋社  昭和47年7月刊  定価1800円

○俳句入門
1新しい美の展開  2題材と言葉  
3描写からイメージへ
4俳句の形式とリズム5存在の純粋衝動
○俳句鑑賞
一般の句 中学生の句 高校生の句

定住漂泊
春秋社   昭和47年10月刊  定価1000円

〈金子兜太・安西篤著より転載〉
本文は原稿用紙十枚程度の短い文章だが、「海程」創刊十周年を終え、新しい転機を迎えたとの自覚のもとに書かれたものである。
それは戦後俳句から衆の詩への指向を強めつつ、より「存在者」の漂泊感に焦点を当てることとなった。「漂泊とは流魄の情念」だが、流魄が日常性のなかに流れるとき、山頭火や放哉のような放浪をともなう日常漂泊となる。ところが日常性のなかに流れず逆に日常のなかに吃立する流塊の情念を定住漂泊と呼ぶ。現代生活のなかにびろがる日常漂泊感とそれに争う定住漂泊者のいきざまを見据えていこうという問題提起である。

詩形一本
永田書房 昭和49年11月刊   定価1600円

あとがきより
ここ三年ほどのあいだに書いた俳句関係の評論を集めて一冊とした。
第四の単独評論集である。それだけの充実と進展があり、ことに俳句の古典のいっそうの消化があるものと自負している。私はこの秋、三十年ちかく勤めた勤め先を退職したが、一つの区切りの意味をこめて書いたのが「熊猫荘寸景「と「衆の詩」である。これを収録することよってこの本にアクセントが加わったとおもう。また、種田山頭火・尾崎放哉についてついて書いたものが以外に多かったが、これはこれら放浪俳人への私の関心のふかまりと、世間の興味の広ろがりが重なったためである。

種田山頭火
講談社現代新書  
昭和49年11月刊  定価390円

放浪と行乞、泥酔と無頼の一生を送った漂泊の
俳人・種田山頭火について、実作者の句作体験を通して、「存在者」としての山頭火の内奥をえぐり、その詩と真実を解明するとともに、現代人の放浪への願望をもあわせ追及した力作。

ある庶民考
合同出版社 昭和52年8月刊 定価1300円

○一茶覚え(S48年7、8号「角川・俳句」に連載を加筆修正したもの)

○私のなかの秩父事件(秩父事件92周年記念
講演を加筆修正したもの)

○農民俳句小史-農民のなかの俳句・俳句のな
かの農民
流れゆくものの俳諧
朝日ソノラマ 昭和54年7月刊  定価950円

1章 芭蕉と一茶
2章 俳諧師一茶への道
3章 個化と弧化
4章 一茶調の成立
5章 一茶のいない月並俳諧
6章 子規の空間
7章 ひとりごころの俳諧 碧梧桐 井泉水 虚子
8章 くずれゆくひとりごころ 山頭火と放哉

中山道物語
吉野教育図書  昭和56年6月刊 
定価450円

東海道が「表街道」てあるとすれば、中山道はいわば「裏街道」であった。
文字通り山の中をぬうようにして走っているこの街道は地の利に恵まれず、沿道の村々はけっして豊かでなかった。江戸から熊谷、碓井、追分を経て近江草津に至る道中に出没する、ぶらり旅り一茶無宿者の千乗・・・時あたかも揺れ動く江戸後期、倒幕の血気にはやる天狗党の一群が、皇女和宮降下の行列が、ひっそりと生きる宿場の人々にも。事実と想像をまじえて語る、中山道物語。
一茶句集
岩波書店 昭和58年12月刊  定価2100円

一茶の句と生涯2万余句から116句の代表句を
選び鑑賞

〈一茶句集より抜粋〉
けし提げてケン嘩の中を通りけり  一茶
文政8年、63歳の作。同時期に「けし提げて群衆の中を通りけり」もあるが群衆では韻律が鈍る。「けし」「ケン嘩」の乾いたひびき合いに人間たちの顔があり、その人たちに向けた一茶の諧謔がある。「群衆」ということばは、どこかで見かけたものを遣ってみただけのことだったろう。・・・・続く

わが戦後俳句史
岩波新書 昭和60年12月刊   定価480円

「朝はじまる海へ突っ込む鴎の死」-銀行員勤めをしながら俳句専念の人生を生きるべく肛をくくったときにできた句。
眼前の神戸港の光景に珊瑚の海で果てた零戦搭
乗員の姿が重なる。前衛俳句運動の旗手として戦後の俳壇に一大旋風をまきおこし、今も第一線で活躍する著者が、敗戦を出発点として、独自の詩的世界を作りあげていく課程を語る。
  ○技の篇
○心の篇
○兜太語録
兜太自選百句秩父
秋川の音の彼方に父母います   〈少年〉
裏口に線路が見える蚕飼いかな  〈成長〉
霧の村石投らば父母散らん    〈蜿蜿〉
あきらかに鴨の群あり山峡漂白  〈狡童〉
猪がきて空気を食べる春の峠    〈遊牧〉
夏の山国母いてわれを与太という   〈皆之〉
北武蔵
暗黒や関東平野に火事一つ    〈暗緑地誌〉 
きぶし群落美女群浴は乳房見せぬ 〈詩経国風〉

 
小林一茶・句による評伝
小沢書店 昭和62年9月刊   定価1800円

あとがきより
小林一茶の二万ちかい俳句から九〇句ほど選んで一句ごとに気ままに訳を付し鑑賞し、わずかだか評伝を加味したのがこの本である。これを書いたのは昭和四八年夏。・・・・・・今回の上梓に当たってはむろん若干ながら加筆修正をおこなった。数年前、岩波書店から「一茶句集」を出したとき、句の重出を避けるようにしたので数句を除いては重なるものはない。加筆修正は十四年の歳月のなかで気づいたこと、考え方の動いたところに限られている。
それもそれほどのことはなかった。

〈放浪行乞より抜粋〉
分け入っても分け入っても青い山
 大正十五年の『層雲』発表句。「山頭火一代一冊の自選句集」(大山澄太)といわれる『草木塔』は事実上この句からはじまる、といってもよいほどである。句の前書に「大正十五年四月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た」とある。この年の四月七日に小豆島で尾崎放哉が亡くなっており、三日後の四月十日に山頭火は味取観音堂を出て行乞流転の旅に入っている。この三日の間に放故の死についての便りが届いたのではないか。日頃、この人のことに関心をもち、放浪の句や文をわが身に引きつけて遊んでいただけに、山頭火にはハッとする思
いがあったのだろう。
衝動的に堂を出る。足は南にむかって歩いていた。
そういうことだったのかもしれない。そのせいか、
前書から見ても、この句から見ても、山頭火の心情にはそれ写実きつめたものは見受けられないのである。むしろかなりに気分的なものすら感じられる。続く・・・・・・・・・。

俳諧有情〈対談集〉
三一書房 昭和63年6月刊  定価1300円
言葉のちから 詩の心
ドナルド・キーン
原郷としての野、フロンティアとしの原
樋口忠彦ひとりこごろ ふたりこごろ高田 宏
庶民のリズム-一茶をめぐって-井上ひさし
弧心と連帯-安藤次男
ひと夜、夏無き、両太ぶし-飯田龍太
肉体を賭けた季節感-佐々木幸綱
戦中・戦後、生き方の原点-小沢昭一
兜太の現代俳句塾
主婦の友社  昭和63年3月刊  
定価1200円
第1章 俳句の基本
第2章 俳句を実際に作る
第3章 俳句を鑑賞する
第4章 兜太歳時記
感性時代の俳句塾

集英社文庫  昭和63年8月 定価320円
〈昭和59年  サンケイ出版〉

第1章 時代の息づかいを聞く言葉の海へ
第2章 俳句世界への出帆
第3章 先人たちの道しるべ 芭蕉から一茶へ
第4章 韻文の時代に生きる者たちへ

  現代俳句歳時記
チクマ秀版社 
電話 03-3965-1411
平成9年改訂版 
定価3568円(税込み) 

例句は明治以降の近・現代俳句に限定し特に
現代俳句、その中でも昭和後期の作品です。
金子先生は一つの近・現代俳句のアンソロジー
として読んでもらうことも出来ると述べています。
三重奏    金子兜太〈序より〉
巻末の、桜井英一がまとめた「同人誌から主宰誌へ」は、『海程』の二十一年目(昭和五七年・一九八二)から、三十年目に当たる現在までの十年間の歩みを簡潔適確に要約したもので、まずこの文章から読み初めてもらいたい。
そこで、桜井は、『海程』が、《同人語時代からの
キャリアマン、主宰誌の中で育ってきた新しい情感派、それに現在育ちつつあるニューウェーブの若手たち》の三重奏の《競い立つ個性》の開花充実の時季に来ていると集約していた。
まったくその通りで、「俳譜自由を主宰したい」と述べたててきた私の念願が、ようやく実現の時季を迎えつつある、といいかえてもよい。

1創刊に際して 2金子兜太論稿   
3岑伸六論他
4座談会    5インタビューシリーズ
6海程三十年の歩み
現代俳句の鑑賞
飯塚書店 平成5年12月刊 定価2060円

金子主宰が「海程秀句・好作」を通し海程同人と対談による鑑賞。

あとがきより
「俳句とは五、七、五字音を基本とする最短定型なり」ということで俳句を限定するものはこの形式以外にはないと考えている。
そして中世以降の「俳諧の連歌」の俳諧を十分に活用したいと願っている。したがってまとめていえばこの「形式」の特徴を活かしつつ「流行」ら敏感にしかも「不易」(人間の存在の声)をしっかり得てゆきたい、ということである。

兜太の俳句添削塾
毎日新聞社  平成5年10月刊  
定価1300円+税

俳句あるふぁに連載の「兜太あるふぁ添削塾-中級」を加筆収録したもの。
冨士眞菜美、白石鋼太郎。、白石冬美、小松方正、やなせたかし、フランソワーズ モレシェャン 西館良子、吉行和子氏など19人の句を鑑賞及び添削。
俳句入門・鑑賞する楽しみ つくる楽しみ
実業之日本社  平成9年12月刊 
定価1400円+税

1 俳句とは
2 作句方あれこれ
3 俳句寸史
まえがきより
この「俳句入門」はいまから二十三年まえに、日刊工業新聞のコラム欄に書いたものだが、当時担当だった鈴木重四郎氏のお勧めがあって一冊にまとめることになった。時間がたちすぎていないか、とわたしが躊躇うと鮮度が落ちていないと氏はいう。たしかに率直果敢に自分の俳句感を書いたものだ。いま読むと文章は生硬だが、活力がある。・・・・
戦地から復員して以来勤めていた停年で退職することなっていた。五十五歳の誕生日である九月二十三日が退職する日になつていてその日を睨んで私は俳句専業〈江戸時代は業俳〉への心構えを固めつつあった。

現代俳句鑑賞全集 第八巻・金子兜太
東京四季出版  平成10年1月刊 
定価3800円

「海程秀句」を金子兜太が俳句表現の現在について
鑑賞
漂泊の俳人たち
NHKライブラリー 平成12年11月刊 
定価870円+税


漂泊を重ねた芭蕉・一茶・山頭火・方哉などの魂の
軌跡をたどる。
分の俳句をこう作っている
講談社α文庫 平成13年7月  
定価880円+税
〈俳句入門・実業之日本社を改題、加筆修正したもの〉  

第1章 「実感」を俳句に生かす
第2章 俳句は言葉をリズムで整える
第3章 写生と主観、作句法あれこれ
第4章 「喩え」と「もじり」と「なぞり」
第5章 ありのままのこころを伝える
俳句の作り方が面白いほどわかる本
・金子兜太編著

中径出版 平成3年6月  定価本体1200円+税

第1章 俳句って何だろう
第2章 俳句の技法 あれこれやってみよう
第3章 兜太先生と一緒に俳句を鑑賞しましょう
第4章 俳句の楽しみ

はじめに・金子兜太
俳句はだれでも作れます。それは五七五の最短
定型が日本人の感性に合っているためで、幼稚園児でも百歳を越えた人でも、
作ろうと思えばすぐできます。・・・・
俳句は勉強から始めないのでまず作ることことから始めることこれが大事です。

今日の俳句
平成3年2月 知恵の森文庫で復刊 
定価552円

(昭和40年9月刊 光文社カッパブックス刊行)

1・新しい美の開花 
2・ドラム罐も俳句になる 
3・描写からイメージへ
4.五・七・五と「や」「かな」
5・俳句は詩である

現代の俳人101〈金子兜太編〉
新書館   平成14年9月刊 定価1600円+税

〈海程同人による鑑賞文を〉
○戦前を中心に活躍した俳人
1ホトドギス系 2雲母・石楠・馬酔木
3人間探求系 4新興俳句系 5自由律系
○戦後を中心に活躍した俳人 
ホトドギス系 2雲母・石楠・馬酔木
3人間探求系 4新興俳句系 5自由律系
○戦後以降の俳人  
1ホトドギス系 2雲母・石楠・馬酔木
3人間探求系 4新興俳句系 5自由律系


金子兜太全集 四巻 詳細にリンク
筑摩書房 平成14年1月刊 

第1巻 6500円 
全句集〈少年、成長、金子兜太句集、蜿蜿
暗緑地誌、早春展墓、狡童、旅次抄録、遊牧集、
猪羊集、詩経国風皆之、黄、両神、東国抄〉
第2巻 6000円 
〈ある庶民考、小林一茶、一茶句集、蕪村、芭蕉〉
第3巻 6000円
〈定住漂泊、種田山頭火、放浪行乞、秩父山河〉
第4巻 6500円
〈わが戦後俳句史、定型の詩法、遠い句近い句
俳句用語辞典新版  
監修 有馬朗人・金子兜太
飯塚書店 平成17年1月刊  定価4000円
〈平成3年刊行の改訂版・監修 
石原八束 金子兜太〉

俳句創作の実際に必携の書
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例句作者  504名

  
 

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