金 子 兜 太 

                                         

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 各句集の自選句はメニュー情報の「自選句」に掲載しています 
 七洋社  昭和25年1月刊 共著 
 定価180円

 田川飛旅子・虹の蕊
 金子兜太・生長
 青池秀二・風燈
 『少年』風発行社 (自選句掲載しています)
 
昭和30年10月刊   定価150円

  句集「少年」あとがき

 富士を去る日焼けし腕の時計澄み   
 曼珠沙華どれも腹出し秩父の子  
 木曾のなあ木曾の炭馬並び糞(ま)る 
 水脈の果(はて)炎天の墓碑を置きて去る 
 暗闇の下山くちびるをぶ厚くし         
   『金子兜太句集』風発行社 
  (自選句掲載しています)
 
([半島」を収める)
  定価250円  昭和36年7月刊
  「金子兜太句集」あとがき
                  
 銀行員等(ら)朝より蛍光す烏賊のごとく            
 湾曲し火傷(かしょう)し爆心地のマラソン 
 華麗な墓原女陰あらわに女眠り             
 黒い桜島折れた銃床海を走り                    
 果樹園がシャツ一枚の俺の孤島          
 蜿蜿』三青社 昭和43年4月刊
  (自選句掲載しています)
 
 無神の旅あかつき岬をマッチで燃し
 どれも口美し晩夏のジャズ一団            
 霧の村石投(ほう)らば父母散らん
 三日月がめそめそといる米の飯     
 人体冷えて東北白い花盛り
 
 『暗緑地誌』牧羊社 昭和47年7月刊 
 (自選句掲載しています)

 林間を人ごうごうと過ぎゆけり
 涙なし蝶かんかんと触れ合いて
 谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな 
 二十のテレビにスタートダッシュの黒人ばかり
 暗黒や関東平野に火事一つ 
 『早春展墓』湯川書房  (自選句掲載しています)
 昭和49年7月刊  解説 塚本邦雄

 海とどまりわれら流れてゆきしかな
 雪の海底紅花積り蟹となるや
 山峡に沢蟹の華(はな)微かなり
 骨の鮭鴉もダケカンバも骨だ
 南暗く雉も少女もいつか玉(たま)
 『金子兜太全句集』立風書房 
 (自選句掲載しています)
 昭和50年6月刊(未完句集
 「成長」第六句集「狡童」を収める)

 ぎらぎらの朝日子照らす自然かな           
 日の夕べ天空を去る一狐かな
 わが世のあと百の月照る憂世かな
 温もればはしゃぎ寒ければ萎え芹の家
 髭のびててつぺん薄き自然かな
 『旅次抄録』構造社 
 (自選句掲載しています)
 昭和52年6月  1,000円

 霧に白鳥白鳥に霧というべきか
 水族館に鈍きは海蛇傷つくとも
 大頭の黒蟻西行の野糞
 富士たらたらと流れるよ月白にめりこむよ
 人刺して足長蜂(あしなが) 帰る荒涼へ
                 

 『猪羊集』 昭和57年 1,300円 
  (自選句掲載しています)

 
昭和五十七年 現代俳句協会・現代俳句の100冊[10]
 現代俳句協会にあります。
 現代俳句協会メール  info@gendaihaiku.gr.jp
 現代俳句協会TEL   03-3839-8190
 
 

       
 現代俳句叢書『金子兜太』総合美術社
 (限定本750部)

 (「旅次抄録」までの自選500句) 
 定価5,500円

 『少年・金子兜太句集・蜿蜿・緑暗地誌
 早春展墓・旅次
 抄録』抄録 序は佐々木幸綱
 『遊牧集』蒼土舎(自選句掲載しています)

 昭和56年9月刊  2,500円

 梅咲いて庭中に青鮫が来ている   
 山国や空にただよう花火殻                 
 猪(しし)が来て空気を食べる春の峠
 山国の橡(とち)の大木なり人影だよ
 水が照るこんなに照るよ冬なれや
 『金子兜太・高柳重信』

 朝日新聞社朝日文庫 昭和59年5月刊

 本屋で手に入ります
 『詩経國風』角川書店 
 (自選句掲載しています)
  昭和60年6月刊  2,500円

 抱けば熟れいて夭夭(ようよう)の桃肩に昴(すばる)  
 夏の王駿馬三千頭と牝馬(めうま)
 主知的に透明に石鯛の肉め
 若狭乙女美(は)し美(は)しと鳴く冬の鳥

 『皆之』立風書房 (自選句掲載しています)
 
昭和60年6月刊 2,600円  

 牛蛙ぐわぐわ鳴くよぐわぐわ     
 大根の花に水牛の往き来
 夏の山国母いてわれを与太と言う
 冬眠の蝮のほかは寝息なし
 『黄』ふらんす堂文庫  

 平成3年7月刊  1,000円

 本屋で手にはいります

 雪の日の黄人われのほほえみおり
  
 『金子兜太』春陽堂俳句文庫 

 平成5年1月刊  800円

  
 『金子兜太』花神社   平成7年7月刊 
  1,500円
  

  『少年』全句、他の句集から自選400句掲載

  季語別索引があります
 両神立風書房  (自選句掲載しています)

 平成平成7年12月刊  2,700円
  
 長生きの朧のなかの眼玉かな
 酒止めようかどの本能と遊ぼうか
 春落日しかし日暮を急がない
 ときに耕馬を空に映して大地あり(モロッコ)
 花合歓は粥(しゅく)花栗は飯(はん)のごとし
 『東国抄・自選句』  (自選句掲載しています)
 平成十三年刊   2,800+税    
 帯より 
 いのちの原点である秩父の山河。その「産土」の
 時空を、身心を込めて受けとめようと努めるよう
 になり、この「東国抄」は産土を包むようになった。

 よく眠る夢の枯野が青むまで
 鳥渡り月渡る谷老人老いたり
 妻病みてそわそわとわが命(いのち)あり
 おおかみに蛍が一つ付いていた
 小鳥来て巨岩に一粒のことば
 東国抄花神社 第36回蛇忽賞受賞50句掲載
 『金子兜太集芸林21世紀文庫

 1,000円+税 2002・4.1発行

  「少年~東国抄」まで  解説「佐々木幸綱」
金子兜太集全句集

 第1巻 6,500円+税 発行日平成14年4月25日刊
 筑摩書房  
 戦後前衛俳句の旗手として出発した俳人金子兜太
 の 記念碑的第1句集「少年」をはじめ、最新句集
 「東国抄」に至るまでの全句集を集成。

  本屋で手にはいります
『日常ふらんす堂 
 定価2,800円 平成21年6月刊
 帯より15句 あとがき(リンクしています)
 
 あとがきより

 平成12(2000)年秋から、同20年(2008)年
夏までの8年間の俳句をねこの句集にまとめた。
『東国抄』につづく第14句集である。
暦の年齢でいえば小生、八十から八十八歳ま
でのもの。
(しかし、小生はこの暦年齢を虚と思ってる)。

2009/11 「日常」を読む 海程から掲載
 

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